クラブステーション 縁舎
(2015年9月1日施行)
縁舎運営規約
1.経過
上田支部は立上げから30年の間、暮らしの様々な課題を自分たちの力で解決するための仕組みを作ってきました。しかし2008年度をピークに組合員数と利用高の減少が続き、活動は硬直化してきました。組合員減少の主な原因は、子育て世代の若年層の新規加入数が伸び悩んでいる事と、組合員の高齢化や家庭環境の変化などの理由で共同購入が続けられなかった事が考えられます。
このように活動の中で見えてきた地域の課題である、様々な世代が交流できる居場所づくりや、子育て世代の希望に応えられるような活動を行いながら、支部の課題(加入、利用、活動の主体者探し等)も解決したいと考えました。そして、これらの課題を解決するための新しい仕組みとして、クラブステーションを設置します。
クラブステーションの目的は、「 生活クラブの活動を通し、誰もが元気で明るく暮らせる地域をつくる」事です。そして「組合員や地域の人が集い、活動できる場所」を目指し、誰もが参加でき、継続可能で人のつながりがある仕組みをつくります。
2.クラブステーションの名称と所在地
(1)名称 「縁舎」 (すでに『ネットワークハウス縁舎』の看板あり)
(2)所在地 上田市下之郷541番地 長福寺内縁舎
3.運営と管理
(1)運営原資の拠出方法
・運営原資の拠出方法は上田支部の全組合員の共同購入力(消費材利用)で毎月の運営原資を拠出していきます。
・運営原資の算出方法は単協が定めた以下の方法になります。尚、運営原資は毎月変動します。
(ア)上田支部の供給高(全組合員の利用金額の総額)の0.6%
(イ)CO・OP共済<たすけあい>と生活クラブ共済<ハグくみ>の手数料収入の40%
(ウ)万一、運営原資で賄うことができない場合は、上田支部内の全組合員で不足分を補っていきます。
・運営原資で賄う本物件に係わる費用は以下の項目になります。
(ア)物件賃貸 ※1
(イ)水道光熱
(ウ)通信
(エ)修繕費 ※2
(オ)備品 ・・・備品については必要に応じて、また運営原資の状況で「わい和い」運営委員会と支部委員会で協議し決定していきます。
※1 本物件は賃貸借契約ではないため、水道・電気・ガスの実費相当として月20,000円を長福寺に支払う。(灯油は自己負担)
※2 本物件の修繕に係わる費用は、長福寺と相談の上、支払額を決定する。
(2)様々なグループが利用する「縁舎」の運営について話し合う場として、「縁舎協議会」を持ちます。縁舎協議会は支部委員会、縁舎運営委員会、くらステ班専任グループ、常駐チーム(仮)、各利用者団体などの代表者で構成し、「縁舎」の活用状況の点検・報告や重要事項の決定などを行います。クラブステーションで行う新たな事業については、縁舎協議会で最終決定を行います。
(3)クラブステーション「縁舎」の管理・運営は、「縁舎運営委員会」が担います。見学や各行事の利用他窓口業務を行います。
4.開所日時について
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開所日
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毎週、火・金曜日を基本とします。
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その他の曜日利用については縁舎運営委員会の協議により決定する事とします。
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開所日、活動内容は、縁舎運営委員会で決定し、翌月の内容を組合員にはニュース、地域には「縁舎」にて広報する事とします。
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開所時間
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午前9時~午後7時までを基本とし運営していきます。
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午後7時以降の利用については事前に縁舎運営委員会との協議のもとに決定し、最大午後9時までとします。
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5.施設の利用について
縁舎は長福寺や檀家の皆さん、長野大学や地域の方など、様々な人が使用する施設です。
ここでは生活クラブの組合員を中心に、利用する際の規約とします。
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利用対象
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生活クラブ生協の活動及び会議
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組合員が所属するサークル等の利用(責任者は組合員であることとします)
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新規の利用については、縁舎運営委員会の承認を得る事とします。
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くらステ班(*くらステ班規定参考)
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利用スペース
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フリースペース
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厨房(調理スペース)
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利用申し込み受付
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利用団体は所定の用紙に希望日を記入して下さい。
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利用申し込みについて、利用団体ごとの申込み受付開始時期を下記の通り定めます。
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生活クラブ運動グループの所属団体及び定期利用団体の利用受付開始を、利用予定日の3ヶ月前から受付けます。
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利用申し込み希望日が重複した場合は、基本的に上記申込み受付期間の対応を優先します。但し、生活クラブの活動及び縁舎運営委員会の事由、長福寺などの関連団体の事由により変更をお願いする場合があります。
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特定の団体が連続して申し込む場合は6ヵ月を限度とし縁舎運営委員会に諮ります。
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他団体の利用料の支払いについては、利用終了後3日以内に縁舎運営委員会へ支払う事とします。
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利用申し込みのキャンセルは、なるべく早めに事前に連絡下さい。
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利用者の義務
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建物・付属施設・備品等を大切に使用してください。
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清掃・整理整頓を心がけて下さい。
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電気、水道、ガスを浪費しないこと。また、利用終了後は必ず点検して下さい。
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許可なく器具備品を持ち出さないでください。
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指定場所以外での喫煙は禁止します。
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冬期に使用する場合は、建物の周りにある水道の元栓の開閉を行う事。特に使用後には凍結防止のため、必ず元栓を閉めて帰ってください。
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使用団体は、年に一度の草取りには必ず参加する事。また日常的な草取りや雪かきは必要に応じて行います。
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お寺の庫裏(和尚さんの住居)側はお寺のお客様専用の駐車場であるため駐車を禁止します。荷物の出し入れの際は、縁舎の前に駐車することを許可します。それ以外は、庫裏を背にし、反対側の生垣に前向き駐車で奥まで詰めて駐車すること。
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長福寺では定期的に、イベントや総代さんの会議などが行われるので、このようなイベントと重ならないように、使用前に必ず確認すること。予約は「おらほネット」のこみっとcommunityのカレンダーに書き込むこと。
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利用時の注意と責任
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利用時間は、1時間単位で利用できます。
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利用団体及び参加者についての事故、盗難等に関しては、その利用団体が一切の責任を負う事とします。
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利用団体及び参加者の器物破損については、利用団体が弁償する事とします。
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6.使用料金
(1)生活クラブ生協の活動及び会議(※1)による利用については、無料とします。ただし、組合員であっても個人的な活動の場合は原則として利用料を徴収するものとします。
(2)①使用料
・使用料は以下に定めた金額を徴収します。
(※1)機関会議や班長会、班会議
(※2)給湯器やガス使用の場合
7.くらステ班規約
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くらステ班の目的
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多様な条件の人たちが集える新しい班の形をつくり、おおぜいの組合員が集うことで共育機能を発揮し、共同購入の輪を広げることがくらステ班の主たる目的です。
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私たちの暮らしに必要な機能、支部の活動推進に必要な機能としてクラブステーションが生かされるよう、その核となる生き活きとしたコミュニティをつくります。
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くらステ班は、班が持つ可能性を最大限追及します。班員はクラブステーションの持つ「共同購入」「福祉」「働く場」などの多様な機能を、利用するとともに相互に支えることで運営に主体的に参画し、協同の輪を広げていきます。
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専任グループ
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専任グループには代表者を置き、生活クラブに登録します。
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事情により代表者が変わる場合は、速やかに生活クラブに届け出ます。
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代表者が不在となった場合、専任グループは解散となり、翌月より生活クラブからの専任委託料を停止します。
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クラブステーションの自主運営・自主管理
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くらステ班は、支部の方針にそってクラブステーション運営に参加します。
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「クラブステーション運営協議会」に参加し、クラブステーションをともに活用する団体と連携を取り、企画立案や利用ルールに関する調整を図ります。
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くらステ班の設置と解散
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くらステ班は20名以上で設置します。
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設置にあたっては「くらステ班設置届」を支部委員会及び生活クラブに提出します。
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くらステ班の解散は支部委員会、ブロック理事・事務局、専任グループの3者で確認後、次月より生活クラブからの専任委託料を停止します。
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班員が20名を下回った場合、支部委員会及びブロック事務局との3者協議を行い、3か月以内に改善を図ります。3か月経過して改善が図れなかった場合、原則として生活クラブからの費用補助は停止するものとします。但し、3者協議の合意をもって再猶予期間を設定できるものとします。再猶予期間は最大で3か月とします。
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班員の権利と義務
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くらステ班の組合員は、専任グループに委託料を支払い、共同購入品の仕分け・保管を委託します。委託料は月/500円とします。
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それ以外は、既存の組合員と同じです(「出資・利用・運営・拡大」に主体的に関わる)。
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そのほか、福祉的視点で配達が必要な場合には、専任グループと支部委員会の相互認証を受け、くらステ班の定める配達料を支払い委任します(開始時期や金額は未定)。
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班運営にかかる費用は、班活動費割戻金及びくらステ班組合員負担で捻出します。
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組合員としての約束事は、既存班組合員と同じです。
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出資金(加入金1,000円、毎月の積立増資1,000円)
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「生活と自治」購読料(毎月100円)
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エッコロ制度掛金(毎月120円)
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連合会費組合員負担金(年1回300円)
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支部活動費(支部で決定した金額)
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班活動費割り戻し
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生活クラブからの班活動費割り戻しは通常班と同様、年2回支払われます。
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班運営を円滑に進めるために、利用方法は班ごとに検討・決定します。
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班活動費割り戻しの金額と会計報告は、所属する班員全員へ情報開示します。
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